【証券アナリスト】経済の勉強法と参考書を合格者が解説

金融業界で最も活用できる資格として有名な証券アナリスト(CMA)。

業界でも強く支持されているにも関わらず、勉強法やおすすめの教材について発信しているサイトは多くありません。

そこで今回は、証券アナリスト経済科目の勉強法とおすすめの教材について発信していきます!

証券アナリスト経済科目の難易度

証券アナリスト試験科目のなかで、もっとも教養的な科目が「経済」だと言われています。

経済で学習するミクロ経済・マクロ経済や市場分析では、消費者行動や企業行動を読み解く知識や、一国の財政・金融政策について批判的な眼を養うことができます。

比較的簡単かつ教養的な科目なので、3科目なかで最も取り組みやすい科目だと言えるでしょう。

はじめに、経済をまだ学習していない方のために、私が勉強してみて感じた経済科目の印象をお伝えします。

計算より暗記

経済は試験範囲が財務分析や証券分析と比較しても狭いですし、計算問題もそれほど多く出題されません。

暗記する内容が多い科目なので、文系出身者には取り組みやすい科目と言えます。

少ないながら計算問題も出題されますが、数学2点の数弱の私でも対応できたレベルなのでご安心ください。

相場の勉強が役に立つ

金融人であれば日々株式相場や為替相場について勉強していると思いますが、この勉強が経済科目では活かされます。

財政・金融政策の影響や為替レートの計算問題が出題されるので、金融パーソン(特に証券)であればスムーズに学習することができるでしょう。

証券アナリスト経済科目の勉強法

次に、経済の勉強法をお伝えしていきます。

経済の勉強法は、独学か資格スクールの講座を受講するかの2択になりますが、それぞれのポイントをお伝えします。独学の具体的な勉強法は後述します。

独学での勉強法

経済では学習する量は他2科目と比べて少なく、独学で十分だと考えています。

私が実践した勉強法は次の通りです。

【おすすめの勉強法】

  • テキストを軽く1周する
  • 問題集1周目で解説をインプットする
  • 問題集2周目で問題に取り組む
  • 過去問で計算問題に取り組む

また、次のような方は独学に向いていると思います。

  • 日頃から経済新聞を読んでいる方
  • 金融機関に所属している方
  • 暗記が得意な方

日頃から日経新聞などの経済ニュースを見聞きしている方であれば、経済科目で扱う用語には馴染みがあるはずです。

また、金融機関に所属している方であれば、普段読んでいるレポートの中で財政・金融政策や金融市場の動向についてインプットしているはずですから、余裕で読み進めることができるでしょう。

加えて、経済科目では暗記で対応できる項目が多いので、暗記が得意な方は独学で十分合格できると思います。

通信講座での勉強法

証券アナリスト学習者向けの通信講座を受講することも、人によっては有意義でしょう。

試験を確実に一発合格したい方や、一人での学習が不安な方であれば通信講座による勉強がおすすめです。

私が確認した限り、証券アナリスト講座を提供している資格スクールは「TAC」と「LEC」の大手2社のみです。

無料で資料請求できるので、講座の内容や受講料が自分に合っているか確認してみると良いでしょう。

TACで資料請求する

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証券アナリスト経済の独学のコツ

次に、経済科目を独学で攻略するコツをお伝えします。先述した独学での勉強法の具体的な解説になります。

入門書を活用する

証券アナリストの経済科目で学習する内容はそこまで難しくありません。

個人的には財務分析や証券分析とは異なり、入門書は必要ないと思います。しかし、テキストを読んでも理解できない方や時間に余裕のある方は、経済学を学べる書籍で基礎知識を身につけるのも良いでしょう。

その後の学習がスムーズになります。急がば回れですね。 

過去問の解説をしっかり読む

あとでご紹介するTACのテキストを使用するのであれば、協会が公表している過去問かTACの過去問題集の解説からもインプットする必要があります。テキストだけでは不十分だからです。

過去問を上手く活用することが、合格に近づく重要なポイントだと断言できます。

証券アナリスト経済におすすめの参考書

次に、証券アナリスト経済対策のおすすめの参考書をご紹介します。

  • 入門書
  • テキスト
  • 問題集

の3つに分けてお伝えします。

入門書

経済学や金融市場に全く馴染みのない初学者の場合、試験向けの教材に取り掛かる前に入門書を読んでおいた方がいいでしょう。

入門書としては『スタンフォード大学で一番人気の経済学入門』をおすすめします。

ミクロ経済・マクロ経済について一通り学習できますし、専門用語には必ず意味と例が示されているのでスラスラ読み進めることができます。入門書として最適です。

テキスト

試験向けのテキストとしては、ど定番ですがTACのテキストがおすすめです。

試験範囲のほとんどをカバーしているため、入門書が必要ない方はこの一冊でインプットが済みます。

問題集

問題集もTACのものが超絶おすすめです。

市販の問題集のなかではTACのが最も解説が丁寧であり、解法をそのままインプットすることで合格にグッと近づくことができます。

証券アナリスト経済科目の勉強時間

経済科目の勉強時間の目安は次の通りです。

  • 入門書や数学書を必要としない場合:45〜60時間
  • 入門書や数学書を必要とする場合:55〜70時間

私と証券会社時代の同期3名のデータを基にしています。

経済科目の証券実務での使い方

マーケットを動かす経済指標についての理解が深まります。GDPや貿易収支の中身までチェックできるようになり、財政・金融政策についての知識も深まりました。

日経新聞や調査部門のレポートをより深く読み込めるようになったことで、他社の営業マンと差別化が図れたと思います。実際上司やクライアントに「よく勉強しているな」と言われるようになりました。

リサーチでは、各種経済指標の構成要素(GDPなら個人消費や政府支出など)まで調べ、さらにその変動要因を(増税の個人消費にもたらす影響など)分析します。

証券アナリストの経済科目では上記を勉強しますから、リサーチ業務に役立っていると感じていますね。


ただ、取得はマストではないです。

それでも学生の間や長期休暇で学習しておくことは、金融業界にいる限りは有意義です。経済と無縁になれない業界ですからね。

最後に

今回は証券アナリスト経済科目の勉強法やおすすめの参考書について発信しました。

他の2科目についても発信しているので、併せてご参考ください。

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