みなさんハロー! レベロです。
僕は、旧帝国大学を卒業後、今は日系の金融機関に勤めています。
現在は、まだ入社1年目ですが、サラリーマンとしてのキャリアに絶望し、FIREに憧れながらゆるく働いています。笑
今回は、僕が窓際族を目指すことになった経緯と、窓際族になる方法とメリットなどを、知り合いの話を交えてお伝えしていきます。
レベロが窓際族を目指すことになった経緯
はじめに、僕が窓際族を目指すことになった経緯を時系列に沿ってお伝えしますね。
大学生時代:マルクス経済学「資本論」との出会い
時は、大学2年生の頃までさかのぼります。その頃、たまたま取った大学の経済学の講義でマルクス経済学を学びました。
マルスク経済学:労働価値説を基礎として利潤の源が生産過程で生みだされる剰余価値にあると主張し、労働力商品の売り手である労働者と生産手段所有者である資本家の対立の源を分析、労資関係の再生産過程と、剰余価値が利潤、地代、利子となって現れる過程を明らかにしたもの
引用元:コトバンク
なんだか難しいですね。笑
ここで重要なのは、以下2点です。
- 労働力(価値)と給与の関係性
- 労働者と資本家の関係性
詳しくみていきましょう。
マルクスによれば、労働者の労働力もまた商品であり、労働力と交換されるものが給与です。この給与は、労働者が日々の労働を最低限こなせるように、毎日の労働力を作るために必要な経費で決まります。つまり、その人が仕事をして生きていくために必要なコストが給与というわけです。
しかし、労働者が最低限生きていくためだけの労働をしていては、資本家は、利益を得ることができません。
そこで、資本家は労働者を余分に労働させ剰余価値を生み出し、儲けを出します。
このように、資本主義とは、剰余価値、利益をコントロールできる資本家が富んでいく仕組みなんです。
そして、給与の額、労働時間等を自分でコントロールしにくい労働者のままでは“豊か”に圧倒的になりにくいということがわかります。
以上のように、資本主義経済の内部構造を知ってしまい、労働者という立場に絶望し、資本家と労働者の関係性から、自分は搾取される労働者になるのではなく、資本家になるしかないなと漠然と思うようになりました。
しかし、資本家になりたい、労働者として働きたくない、とは言いつつも独立、起業をできるようなセンス、度胸、実力はなく、上記のように労働者が資本家にいかに自由に搾取されているかを学びながらも、自分は社会で当たり前とされているレールの上から外れることはなく、他の一般的な大学生と同様に引き続き就職活動を進めることになります。
しかし、ただ、労働者になるとしても、身体の限界まで重労働を長時間させられ、身体的にも精神的にも搾取するような企業にだけは絶対に入社したくないと考え、待遇(年収・家賃補助等)、コンプライアンス意識、休暇制度、企業体力等充実したホワイト大企業を志望するにいたりました。
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就活生時代:窓際族という概念と出会う
このように大学3年生という就活の序盤から労働者になることに絶望していましたが、自分なりのベターな将来像を考え、ホワイト大企業の内定を勝ち取るために本気で就活に注力するようになります。
そして、情報収集を継続する中で、 労働に絶望しながらも合理的に労働者という立場を利用し、“窓際族”として逆に資本家を搾取しているという当時の僕にはかなり衝撃的であり、しかし、まさに求めていた方々に出会います。
それが
- えりまど様
- ネオコン様
えりまど様
ネオコン様
えりまど様の “窓際族の所得は有限だが、時給は無限“という名言は今でも忘れられないですね。笑 窓際マインドの持ち主は痺れますよ(笑)
そして、労働法等法律に精通し、法律を駆使することで限界まで会社を搾取しようとする積極的窓際族という概念を打ち出したえりまど様は、僕の尊師といも言うべき存在です。
また、ネオコン様の会計知識を生かした戦略的な窓際思考は大変勉強になっております。
このような邂逅が僕の今の労働観、ひいては人生を大きく形成することとなります。
ここで改めて、世間での窓際族の定義をみていきましょう。
窓際族とは、日本の職場において閑職に追いやられた、余剰の社員・職員を指す言葉。
引用元:wikipedia
なかなかにネガティブ…(笑)
まあつまり、最低限の出社はするけど、生産性のある仕事をすることはなく、ネットサーフィンや新聞を読むなど定時内を自由に生活している人たちのことですね。
いや、さいこうじゃん?(笑)
また、日本は世界的に見ても解雇規制がかなり厳しい国です。相当な不祥事を起こさない限り、正社員は首になりません。
出社するなど最低限のことをしていれば、おそらく首にはならないでしょう。
そして、多くの日系大手の場合、一定の年次までは、年功序列で年収は上がっていきます。
つまり、仕事ができたとしても、窓際族のように仕事ができない、しない層とあまり年収は、変わらないということです。 経済的なことを考えると、自分の人生を犠牲にし、無理をしてまで頑張ってサラリーマンの仕事をおこなう旨みはあまりないですよね。
社会人(現在):窓際族を目指して
てことで、このように労働に嫌気がさしたまま4月に入社し、これまで半年以上実際に働いてみて、その感情はさらに強くなりました。
年収は高いものの仕事のことばかりにとらわれて家庭が崩壊している上司。
がんばって成果をあげてもあまり給与に反映されないのに会社に命を懸けて仕事をする先輩。
休日も人間関係、人事評価のためと言って上司、先輩と付き合いをする同僚。
まじで終わってる..
今、僕は、上述した職場の方々とは全く違い、クビにならない最低限の仕事、付き合いをしつつも、求められた以上のことは決してせず、業務が残っていたりしても、基本、定時で毎日あがっています。自分が無駄と思うことに人生をできる限り消耗したくないですからね笑
会社なんて、毎月安定したキャッシュを提供してくれたら、それでいいです。
そして、仕事後の大きく余ったプライベートの時間に副業を行ったり、自己研鑽のために資格勉強をしたり、彼女といちゃいちゃしたりとQOL高く、比較的自由に過ごしています。
さて、これからは一般的に窓際族がどう見られているかについて、僕の意見を交えてお伝えします。
窓際族が勝ち組と言われる理由
僕が目指す窓際族は本当に勝ち組なのでしょうか。
ここで、一般的に窓際族が勝ち組と言われている理由に僕の意見を交えて、キャリア形成という観点で窓際族を見ていきたいと思います。
【窓際族が勝ち組と言われる理由】
- 仕事がないためストレスフリー
- 時間を有効的に使える
- 難しい仕事を振られない
- 同僚と同程度の給料がもらえる
仕事がないためストレスフリー
窓際族は仕事が振られないため、ネットサーフィンや外出の時間があってストレスフリーと言われています。
1日中汗水流して仕事をしている同僚がいる傍で、脳死で作業してもほとんど同じ給料。昇進という選択肢を捨てても、十分旨味があると思いませんか。
僕からすれば、脳死で会社に仕えている方が社会の窓際族に映ります。
ただし、僕が目指している窓際族は単に時間を浪費する方々ではなく、本業をほどよく抑えながら、勉強や副業の時間をしっかり確保している方々を指しています。
本業への意欲はないため必要以上に仕事は振られませんが、しっかりキャリアパスを見据え、“自分の目標達成のために必要だと感じたこと”にはしっかり取り組む点が、負け組と言われる窓際族との明確な違いです。
時間を有効的に使える
窓際族は、就業時間中に自由に使える時間が多いです。
さすがに窓際族と言えども、仕事中にスマホでゲームしたり長時間離席することはできませんが、PCで勉強や副業を進めることはできます。
最低限与えられている業務は着実にこなしながらも、時間を有効活用できる点が窓際族の大きな強みです。
同僚から冷ややかな目線を浴びようが、長期的に見れば時間を有意義に使ったものが社会を制すことを、僕が目指す窓際族は知っているのです。
難しい仕事を振られない
窓際族は会社から期待されていないので、難しい仕事は基本的に振られません。そもそも難しい仕事もそつなくこなしていたら、窓際族にはなれないでしょう。
難しい業務をこなすためには、当然本業に必要な勉強や経験を積む必要があります。
例えば、Webライターとして独立を目指している方が銀行に勤務しているとします。
難しい融資案件をこなすために深い財務知識を身につけたり、大手企業を開拓するために高度な営業力を身につけるたりすることは、Webライティングには必要ありません。難しい仕事をこなすスキルは、極論無駄なのです。
難しい仕事が振られない窓際族は、自分の目指すキャリアにリソースをフル活用できます。
同僚と同程度の給料がもらえる
窓際族は仕事が振られないため、給料はあまりもらえない印象があります。
しかし、大手企業の窓際族であれば毎月の固定給はもちろん、賞与もしっかり頂戴できます。もちろん、本業で大きな成果を出している同僚よりは全体の年収は劣るでしょうが、そこまで大きな差はないでしょう。
また、僕の目指す窓際族はしっかり副業や資産運用を行っているので、本業外の収入を含めれば、本業で結果を出している同僚より高収入である可能性は低くありません。
賢い窓際族は、収入源を分散させることで会社への依存度を抑えているのです。
窓際族になるには
僕自身まだ窓際族になれていないので経験的にはお伝えできませんが、知り合いの事例をもとに窓際族になる方法をお伝えします。
【窓際族になるには】
- 最低限の業務遂行能力と社交性を持ち合わせる
- 時間の活用先を持ち合わせる
- 観察能力を高くする
最低限の業務遂行能力と社交性は持ち合わせる
窓際族だからと言って、会社を好き放題利用できるわけではありません。
少ないながらも与えられた業務はこなし、少数ながらも接する人との関係は良好である方が良いです。
会社はその気になれば、超パワハラ上司に下に配属させ、自主退職に追い込むことだってできなくはありません。窓際どころか生死の瀬戸際に追い込まれるかもしれません。
そのため、最低限の会社へのメンツを保つために、ある程度の業務遂行能力と社交性は持ち合わせましょう。
時間の活用先を持ち合わせる
窓際族はある意味時間との戦いです。
他の人より与えられた”自由時間”をいかに活用するかによって、その後の人生は大きく左右されます。
窓際族ではない、いわゆるお仕事を懸命に頑張っている方々は、日々成果や昇進のために努力しています。彼ら/彼女らは、より待遇の良い会社に転職したり管理職に登用されたりして、報われる可能性があります。
しかし、窓際族は上記のようなキャリアアップを捨てているケースがほとんどなので、よほど待遇の良い大企業の窓際族でもない限り、支出の増大に耐えられるほど収入増が期待できません。
僕が目指す窓際族のように、副業でしっかり収入を得たり勉強したりして、時間を有効活用することが重要なのです。
逆に言えば、特段時間を活用する手段がない方は窓際族になるメリットはないでしょう。
観察能力を高くする
窓際族に求められる重要な要素として、観察能力が挙げられます。
いくら自由と言えども、上司や先輩からしつこく干渉を受けてしまっては時間を有効に使えません。そのため、周囲の雰囲気に合わせて自分の存在感を調整することが重要です。
また、部署内で自分だけが窓際族であれば別ですが、いわゆる窓際部署に配属になった場合にも注意が必要です。部署ごとリストラになる可能性があり、窓際どころではなくなります。
そのため、次なる窓際部署を日頃からリサーチしておき、関係者とのリレーションを築いておくのが重要です。
これができればプロ窓際族であり、会社が変わろうが窓際族になり続けることができるでしょう。
いかがでしたでしょうか。
ざっくり僕が窓際族を目指すことになった経緯と、窓際族について説明してきました。
以上のようにサラリーマンとしての労働には絶望していますが、今後も、このようにゆるく働きながら、副業で収入源を増やし、資本家になるべく、将来の独立、起業に備え、プライベートを充実させていきたいと思います。
今回も最後まで、お読みいただき、ありがとうございました。
定期的に記事を更新していくので、引き続きよろしくお願いします!v
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