今回はアフラック生命の業務内容・強みと弱み・年収等についてお伝えしていきます!
アフラック生命への就職・転職を目指している方はご参考ください。
アフラック生命とは
アフラック生命とは、アメリカジョージア州に本部を持つ生命保険会社です。1974年より日本で営業開始しています。
会社名 | アフラック生命保険株式会社 |
代表者 | 古出 眞敏(代表取締役社長) |
本店所在地 | 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル |
従業員数 | 5,134名(2020年3月末) |
会社HP | https://www.aflac.co.jp/ |
アフラック生命の業務内容
アフラック生命の業務内容を見ていきましょう。
【アフラック生命の業務内容】
- 営業・営業推進業務
- マーケティング業務
- 契約サービス業務
- IT業務
- コーポレート業務
- ファイナンス業務
- デジタルイノベーション業務
営業・営業推進業務
営業・営業推進業務では、様々なアプローチで代理店の販売支援、経営支援を行います。
代理店営業 | 代理店を、マーケットの分析や効率的販売方法の企画、資料の制作などで支援 |
営業推進 | 企画立案から実行まで、営業部・支社や販売代理店の課題解決をサポート |
支社総務 | 代理店営業担当と密に連携を取りながら、代理店にむけた研修や事務指導を行う |
マーケティング業務
マーケティング業務では、商品の開発や多くの人に届ける戦略立案を担当します。
商品開発 | アフラックの保険商品の開発を担当 |
マーケティング企画 | 現場からの情報や分析をもとに、ブランド戦略を策定 |
広告宣伝 | 関連部署と検討を重ねながらCMや広告を制作 |
ツールソリューション | 保険募集に係わるツール(パンフレット等)の企画や作成、募集文書管理を行う |
カスタマーリレーション | DMや電話等を通じて、保険提案を行うための企画、運用および管理を行う |
契約サービス業務
契約サービス業務では、お客様の契約の申込みから管理、保険金の支払いまで担当します。
契約 | 代理店から集まる新規契約について、その申込書が適正であるかのチェックを行う |
契約審査 | 申込みについて、医的な観点やモラルリスクの観点から引受けできるか査定を行う |
契約保全 | 名義変更や保障内容の変更の際に、迅速な対応を行う |
料金 | 保険料収納方法への対応、オンラインでの保険料請求の推進 |
保険金 | 支払いにあたっての査定、支払業務を担当 |
コンタクトセンター | お客様・代理店・提携先などからいただくお問い合わせの対応 |
IT業務
IT業務では、システムの開発、保守、運用、管理を通じて、経営基盤を支えています。
システム開発 | 保険契約の管理システムや、代理店の販売活動支援システムの開発 |
システム運用 | 保険契約の管理システム運用や、資産運用・資産管理システムの運用管理を行う |
コーポレート業務
コーポレート業務では、会社の経営戦略策定などの全社横断的な企画機能を担当します。
経営企画 | 経営戦略を策定 |
法務 | 法的事項に関わる問い合わせや相談を受け付け、法律的な観点からアドバイスを行う |
広報 | 記者発表やニュースリリースなど、マスメディアを通じた社会への情報提供を行う |
人事 | 採用活動、人事制度の構築、社員教育、福利厚生など、人事にまつわる業務全般を担当 |
社会公共活動推進 | 本業との相乗効果が発揮できる領域における社会貢献活動の企画・運営を行う |
ファイナンス業務
ファイナンス業務では、商品の収益性および財務の健全性確保を通じて全社業績への貢献を目指します。
経理 | 決算、税務処理、予算・収益・利益管理などの業務を担当 |
商品数理 | 確率統計や保険数学をもとに、保障額・保険料の面から適切な保険料を算出 |
経営数理 | 商品発売後の実際の状況を細かくみながら、モニタリングやリスク分析を行う |
運用企画 | 保険料を安全・確実に運用するための投資計画を立案 |
デジタルイノベーション業務
デジタルイノベーション業務では、保険業務外のイノベーションを生み出します。
新規事業推進 | 保険の枠を超えた新規事業の企画立案・推進および管理を行う |
デジタルイノベーション | デジタルテクノロジーを活用したお客様起点でのサービスを提供 |
共同研究推進 | 学術機関や自治体と共同研究や実証実験を行い、社会実装を目指して企画立案・推進を行う |
アフラック生命の強み
次に、アフラック生命の強みと弱みを見ていきます。
【アフラック生命の強み】
- 強固なチャネル戦略
- 第3分野保険のプレゼンス
【アフラック生命の弱み】
- 柔軟性がない
- 商品開発スピード
強みから見ていきましょう。
強固なチャネル戦略
アフラック生命の強みとして、強固なチャネル戦略が挙げられます。
各種金融機関や日本郵政との提携がうまく機能し、日本全国でトップクラスの代理店数を誇っています。
生命保険会社としては専属代理店の数も多く、今では保険契約数が業界1位となっています(一部の分野で)
第3分野保険のプレゼンス
第3分野保険のプレゼンスもアフラック生命の強みとなっています。
第3分野保険:生命保険(第一分野)と損害保険(第二分野)の中間に位置する保険のことで、医療保険、がん保険、介護保険、障害保険などさまざまな種類があります。
アフラック:保険用語集「第三分野」
アフラック生命は、1974年に日本で初めてがん保険を提供し始めて以来、がん保険のリーディングカンパニーとして認知されています。
第3分野保険=アフラック、となっているほどプレゼンスが高いので、営業する際にも有利に作用するでしょう。
アフラック生命の弱み
柔軟性がない
アフラック生命の弱みとして、柔軟性のなさが挙げられます。
広告戦略についても、広告代理店に任せっぱなしでここ数年特に目新しさはありません。
人事制度についても、転勤制度や地域採用などフレキシブルな対応はあまりせず、従来の採用方針のみを採用しています。テレワーク等にも消極的であり、働き方に不満を持つ社員は少なくないそうです。
これまでの戦略が成功してきたために、あぐらをかいてしまっています。
商品開発スピード
商品開発スピードもアフラック生命の弱みです。
生命保険会社の商品は差別化が難しく、保障内容を手厚くするか保険料を引き下げるかの2択しかありません。
このような競争環境の中で、収益性を圧迫することを恐れてか、アフラック生命は商品開発スピードが他社よりも遅い印象があります。
新商品を開発しまくれば売れるという構図ではありませんが、他社に劣らないレベルでマーケティングや商品開発を進めていく必要はあるでしょう。
アフラック生命の年収
アフラック生命の年収についてみていきます。
アフラック生命は有価証券報告書を公表していないため、公式な年収を確認することはできません。
そこで、大手口コミサイトであるOpenWorkに記載されている平均年収を参考にしてみます。
アクサ生命の年収は707万円であり、保険業界の中でも高水準です。
回答者の多くは若手や中堅が多いので、実態の平均年収はより高水準だと考えられます。
アフラック生命の新卒採用
アフラック生命に新卒入社を目指す学生に向けて、新卒採用情報をお伝えします。
募集職種
- 全国型基幹職コース:全国のフィールドの中で多様な業務を経験し、自身のキャリア形成と自己成長が実現できるコース
- アクチュアリーコース:入社当初、数理部門を中心に配属され、日本アクチュアリー会の正会員を目指しながら数理業務を経験するコース
採用フロー
アフラック生命の採用フローは次の通りです。
【アフラック生命の採用フロー】
- エントリー
- 会社説明会
- 面接(3~4回)
- 内々定
初任給・福利厚生
アフラック生命の初任給は次の通りです。
【アフラック生命の初任給】
218,600円/月+賞与3回
生活関連制度 | 特になし |
休暇関連制度 | ・育児休暇 ・介護休暇 ・ボランティア休暇 |
資産関連制度 | ・従業員持株会 ・財形貯蓄 |
アフラック生命への転職
アフラック生命への転職を目指す方に向けて、同社のキャリア採用情報をお伝えします。
募集ポジション
アフラック生命は2021年8月時点で、下記のポジションを募集しています。
- 個人・法人代理店営業
- 金融機関代理店営業
- 契約管理企画部
- コールセンタースタッフ
有利になる資格
アフラック生命をはじめとする保険会社に転職するにあたって、有利になる資格は次の通りです。
- 生命保険募集人:生命保険を提案するにあたって取得必須の資格だから
- 損害保険募集人:損害保険を提案するにあたって取得必須の資格だから
- FP:個人の資産運用に関する幅広い知識が身につくから
おすすめの転職エージェント
アフラック生命への転職を目指すにあたっておすすめの転職エージェントは【コトラ】と【DODA】です。
【コトラ】は金融業界・コンサルに特化した転職エージェントであり、ハイクラス向け求人数が業界トップクラスです。
アフラック生命含む生命保険会社の求人を多数扱っているので、無料登録して非公開求人を確認すると良いでしょう。
【DODA】は業界トップクラスの大手企業求人数を誇っており、大手生命保険会社の求人も多数扱っています。
従業員の評判
アフラック生命で実際に働いたことある方の評判をまとめています。
学習機会が本当に多い会社なので、保険マンとしてトップに行きたい人にはおすすめです。
社内で意見交換する機会は多いですし、社外のセミナーに参加することも多く、勉強漬けの日々を送りたい方におすすめですね。
産休・育休は当たり前のように取得できます。
上司によっては復職についてしつこく聞かれる場合も稀にあるそうですが、前者的に人間関係を重視しているので、女性差別はないですね。
女性の管理職も多いので、仕事と家庭を両立することができます。
本社スタッフの多くはお客様ベースで仕事をしていると感じます。
DMや電話等でも、自身の実績よりお客様の保険見直しにゴールを置いていることが伝わります。
非効率と言われればそれまでですが、長期的にはこのような姿勢がある保険会社が生き残るのではないでしょうか。
アフラック生命のニュース
最後に、アフラック生命に関する最新のニュースをお伝えします。
「UCDA アワード 2021」の受賞について
アフラック生命保険株式会社は、一般社団法人ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会(UCDA)が主催する「UCDA アワード 2021」における「生活・保障カテゴリ」において「UCDA アワード 2021」を受賞しました。また、企業の取り組みや姿勢を評価する「実行委員会表彰」においてシルバーを受賞しました。
引用:アフラック生命(2021年10月29日)
「経済産業大臣賞」を受賞
アフラック生命保険株式会社は、新たな保険募集プロセスとして開発・導入した「アフラックのオンライン相談」の取り組みが評価され、この度、令和三年度情報化促進貢献個人等表彰において「経済産業大臣賞」を受賞しました。本表彰は、経済産業省の主催のもと、高度な情報処理技術の研究・開発などにおいて先導的役割を果たした、または顕著な成果をあげたと認められる個人・企業等を表彰するものです。1972年から継続的に実施しており、本年度で 50 回目となります。
引用:アフラック生命(2021年10月19日)
コンタクトセンター・アワード 2021 にて「最優秀 BCP 部門賞」を受賞
アフラック生命保険株式会社は、この度、「コンタクトセンター・アワード 2021」(主催:株式会社リックテレコム コールセンタージャパン編集部、共催:イー・パートナーズ有限会社)において、「最優秀 BCP*部門賞」を受賞しました。本アワードは、参加企業の相互研鑽を目的にコンタクトセンターにおける業務改善の取り組みを発表し、審査員による審査および参加企業による相互審査を経て、優れた取り組みを表彰する制度です。今年で 18 回目の開催となり、金融業界や IT・通信業界から 27社が参加しました。
引用:アフラック生命(2021年10月8日)
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