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【証券アナリスト】財務分析ノート12「繰延資産の償却と表示」

証券アナリスト(CMA)財務分析科目の要点をまとめております。

第12回は、繰延資産の償却と表示について解説していきます。

証券アナリスト資格についてや、各科目の勉強方法、おすすめの教材については下記の記事をご参考ください。

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〈第11回「減損会計の対象と手順」は次の記事をご参照ください〉

繰延資産とは

繰延資産は、名前に資産とついていますし貸借対照表上での資産の部に属しますが、実態は費用なのです。繰延資産は費用である、この点を認識してください。

費用には将来に渡ってその効果を発揮するものがあります。しかし効果発生時点で費用のみが発生してしまったら、適切に資産と照らし合わせることができません。費用に対応する資産がないからです。

そこで将来において効果を発揮する費用に対応するために、費用相当分を資産として計上するのです。この資産が繰延資産なのです。

繰延資産の条件

繰延資産として貸借対照表に計上するためには、次のような要件を満たしている必要があります。

【繰延資産の要件】

  1. すでに対価の支払いが完了している(支払義務が確定している)
  2. ①に対応する役務の提供を受けている
  3. 効果が将来に渡って発現されるものと期待される費用である

繰延資産の種類

繰延資産には次の5つの資産が該当します。

株式交付費株式募集広告費、証券会社取扱手数料、目論見書印刷費等
社債発行費社債募集広告費、証券会社取扱手数料、目論見書印刷費等
創立費創立登録免許税、株主募集広告費、定款制作費等
開業費開業広告費、名刺制作費等
開発費調査探究費、実験費等

大まかに言えば、資金調達費用や新規事業立ち上げ費用の色合いが強いものは繰延資産に該当します。

繰延資産の償却方法と表示

繰延資産の償却方法と損益計算書での表示は次の通りです。試験で出る項目なので暗記必須です。

科目償却方法PLの表示
株式交付費支出時に費用として処理。繰延資産として計上した場合は3年以内に定額法により償却営業外費用
社債発行費支出時に費用として処理。繰延資産として計上した場合は、社債の償還期限にわたり利息方で償却営業外費用
創立費支出時に費用として処理。繰延資産として計上した場合は5年以内に定額法により償却営業外費用
開業費支出時に費用として処理。繰延資産として計上した場合は5年以内に定額法により償却営業外費用
開発費支出時に費用として処理。繰延資産として計上した場合は5年以内に定額等により償却売上原価or販管費

ここで、第12回「繰延資産の償却と表示」は終わりです。

最後に

證券アナリストなど、各種資格を効率的に取得されたい方は、資格スクールを受講するのも有意義です。

ただし、独学より費用は高くなってしまうので、資料請求して、しっかり吟味してから受講することをおすすめします。

スクールポイント
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