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【独学】CFPの難易度・勉強法・勉強時間・おすすめのテキストと問題集

お金に関する幅広い知識が身に付くとして人気のFP資格。

なかでもCFPはFP資格の最高位であり、金融業界を中心に人気が高まっています。

この記事では、CFPの難易度・勉強法・勉強時間・おすすめの参考書を具体的にお伝えしていきます。

CFPを目指している方はご参考ください。

CFPの難易度

はじめに、CFPの難易度についてお伝えしていきます。

今回は次の3つの観点でCFPの難易度を見ていきます。

【CFPの難易度】

  • 合格率で見る難易度
  • 他資格と比較した上での難易度
  • 科目別の難易度ランキング

合格率で見る難易度

CFPは、合格率だけで見ても十分難しい資格と言えます。

合格率30~40%の科目を6科目突破する必要があるので、金融業界出身者でもすべて合格するのには苦労するはずです。

金融21年第1回:34.9%
20年第2回:35.4%
不動産21年第1回:35.4%
20年第2回:37.6%
ライフ21年第1回:36.2%
20年第2回:39.3%
リスク21年第1回:38.3%
20年第2回:37.5%
タックス21年第1回:37.1%
20年第2回:37.0%
相続21年第1回:36.3%
20年第2回:41.3%

金融や不動産、税金など幅広い分野を深く学習する必要があるので、合格率だけで見ても難しい資格だと判断できます。

他資格と比較した上での難易度

主観ですが、CFPの難易度を他資格と比較した上で評価すると、次のようになると思います。

【CFPの難易度(他資格比)】

  1. FP2級
  2. プライマリーPB
  3. 宅建
  4. 証券アナリスト(1次)
  5. CFP
  6. 証券アナリスト(2次)
  7. シニアPB

※下のいくほど難しい

【宅建との比較】
CFPと宅建とでは、CFPの方が難しいと感じました。

宅建は宅建業法や民法など暗記量が多いですが、言ってしまえば暗記さえすれば合格できます。一方CFPは不動産科目でさえ結構な計算問題が出題されるので、多くの方はCFPの方が難しいと感じるはずです。

【PB資格との比較】
プライマリーPB資格とCFPとでは、圧倒的にCFPの方が難しいと思います。これは満場一致だと思います。

しかし、シニアPBとの比較になると判断が分かれると思います。シニアPBの「投資政策書作成」はかなり実践よりな内容であり、金融営業の実務経験者でないと合格は困難です。CFPでは科目別受験が認められていることも考慮すると、シニアPBの方が難しいと思います。

【証券アナリストとの比較】
CFPと証券アナリストとでは、2次試験まで考慮すれば証券アナリストの方が難しいと感じました。

どちらも相当な暗記量と計算処理能力が要求されますが、証券アナリストの方が概念が難しかったり公式が複雑であったりと、理解するまでに時間を要する印象です。数学がよほど得意な方以外は、証券アナリストの方が難しいと感じると思います(2次試験まで考慮すれば)

科目別の難易度ランキング

CFPの科目別の難易度をランキング形式でお伝えします。

受験当時金融業界に所属していた私と、全く金融やFP業務を経験していない友人のそれぞれのランキングをお伝えします。

金融業界人のランキング非金融業界人のランキング
①タックス
②ライフ
③不動産
④リスク
⑤相続
⑥金融
①金融
②不動産
③相続
④タックス
⑤リスク
⑥ライフ
※下にいくほど簡単

私の場合は、単純に日頃の業務に馴染みのない分野ほど難しいと感じました。

証券営業では保険商品も扱いますし、相続・事業承継についても社内研修があったので勉強に抵抗はなかったです。

逆に、細かいライフプランの設計や不動産については業務で扱っていなかったので、勉強するのに苦労しました。

一方友人は、自分の生活に活用できそうな分野ほど意欲的に勉強できたので簡単に感じたそうです。納得ですね。

CFPの独学での勉強法

次に、CFPの独学での勉強の流れとポイントをお伝えします。

自分では効率的な勉強法だと確信していますが、当然合う合わないはあると思います。あくまで参考程度にご活用ください。

勉強の流れ

【CFPの独学での勉強法】

  1. テキストを1周して学習内容を確認する
  2. 過去問題集(直近3回分)で解法をインプットする
  3. 8割以上得点できるまで過去問を繰り返す

まずはテキストで学習内容を確認しましょう。CFPを受験するにあたってAFPに合格しているはずですから、CFPの学習内容がAFPのレベルとどれだけかけ離れているかを確認していきます。

レベル感を確認できたところで過去問に取り組みましょう。CFPの問題は一見難しそうですが、解答パターンが決まっています。計算問題も暗記で対応できるのです。

問題集の解答を先に読んで解法を覚え、2周目以降でその解法を理解できているかを確かめましょう。そのまま違う年度の類題に取り組んで無理なく解けるようであれば、もう既に合格できる力は備わっていると言えます。

とはいえ、どのような問題が出ても対応できるように直近3年間分(計6回分)の解法は頭に入れておくと合格率はグッと高まります。これは断言できます。

なお、参考程度に私が考えるCFP対策のポイントもお伝えします。

ポイント1.科目を分けて受験する

CFP資格試験は科目別受験が認められています。この制度を利用しない手はありません。

もちろん超短期集中で受験されたい方は6科目一気に受験することはできますが、相当な準備をしないと全て合格することはできません。

無難に2科目を3回に、もしくは3科目を1回に分けて受験することを推奨します。確実な合格のためには、各科目の勉強時間をしっかりと確保する必要があるからです。

ポイント2.満点を狙う勉強はしない

CFP資格試験の厄介なところは、合格基準点が事前に公表されていないことです。つまり、明確な目標設定ができないのです。

とはいえ、どんなに厳しい時でも合格ラインが7割を超えることはないため(多分)、7割以上安定的に得点できるレベルに到達すれば十分です。

つまり、満点を狙っていく勉強法は不要なのです。安定して7割以上得点できれば次の科目に移りましょう。

CFPに必要な勉強時間

CFPの合格に必要な勉強時間360〜540時間と言われています。

私と証券会社時代の同僚がCFPに費やした時間は200時間ほどでしたが、私たちは日頃からFP関連業務に携わっていたので比較的短時間で合格できました。感覚的に分かる内容ばかりだったので、インプットする時間を大幅に短縮できたのです。

FP関連業務に携わっていない方であれば、500時間は見込んだ方がいいと思います。

ライフプランニングの目安

ライフプランニングの勉強時間の目安は40〜80時間と言われています。

学習内容が生活に紐づいているので理解しやすい点、計算問題も他科目ほど複雑ではない点が特徴です。

  • 時間価値の6つの計算
  • キャッシュフロー計算
  • リタイア後のプラン計算
  • 住宅ローンの計算
  • 各種年金計算
  • 社会保険の受給額計算

上記の計算問題の攻略に焦点を当て、対策を進めると良いでしょう。

金融資産運用設計の目安

金融資産運用設計の勉強時間の目安は60〜120時間と言われています。

これだけ幅広いのは、CFPは多くの金融業界人が受験する資格であるため、既に知識があるかどうかで理解スピードが大きく異なるからです。

実際私は受験当時は金融業界人だったので、過去問を2周するぐらいの対策で済みました。時間にして20時間ぐらいだったと思います。

為替や金利の計算は日常的に行っていましたし、証券アナリストの知識も結構役立ちました。

一方友人は金融の計算が最も馴染みがなくて苦手としていたので、対策に最も時間がかかったそうです、100時間以上かかったそうです。

金融業界出身者でない方は、少なくとも80時間は見ておいた方が良いと思います。

不動産運用設計の目安

不動産運用設計の勉強時間の目安は50〜80時間と言われています。

不動産鑑定士の受験経験でもない限り、おそらく出題される不動産所得や不動産価格の細かい計算はしたことないはずです。つまり、多くの方は計算問題の理解で多くの時間が割かれるはずです。

とは言え用語や概念自体は理解しやすいものばかりなので、計算問題の対策に尽きると思います。

リスクと保険の目安

リスクと保険の勉強時間の目安は50〜70時間と言われています。

保険金の雑所得計算や生命保険料控除の算出に少し時間は取られるものの、保険商品に馴染みのある方は多く、比較的対策しやすい科目と言えます。

タックスプランニングの目安

タックスプランニングの勉強時間の目安は60〜80時間と言われています。

計算問題が苦手な方には本当に一番厄介な科目だと思います。私は一番苦手でした(笑)

全体的に見ると法人税の計算こそ面倒であるものの、他科目の計算問題の簡易版が散りばめられているような科目なので、簡単と感じる方もいると思います。

相続・事業承継の目安

相続・事業承継の勉強時間の目安は50〜70時間と言われています。

相続・事業承継は最も馴染みのない分野と言われていますが、計算問題はそこまで難しくなく、不動産やリスク(保険)と重なっている内容も多いので、対策自体はしやすいと思います。

まとめると、各科目の勉強時間の目安は次のとおりです。

【CFPの科目別勉強時間の目安】

  • ライフ:40~80時間
  • 金融:60~120時間
  • 不動産:50~80時間
  • リスク:50~70時間
  • タックス:60~80時間
  • 相続:50~70時間

CFP対策におすすめのテキスト

次に、CFP対策におすすめのテキストをお伝えします。

私はこれまで様々な資格の勉強法を発信してきました。その中で簡単な資格試験であれば「テキストは要らねえ!過去問の解法からインプットしていこうぜ!」と主張しています。

しかし流石にCFPではそうはいきません。解答に書かれている用語が分からなければ本末転倒だからです。

『CFP資格 標準テキスト』

最もおすすめしたいテキストは、公式の「CFP資格標準テキスト」シリーズです。全面的にリニューアルされてから受験者の間で好評です

試験で出題されない内容は徹底的に省き、逆に試験問題に頻出でありながら今まで深く扱ってなかった内容はきちんと深掘りされています。

図解やイラストが少ないという意見もありますが、個人的にはリニューアルされてからすごく読みやすくなったと感じています。

CFP受験の王道テキストとして生まれ変わった本シリーズで学習することをおすすめします。

なぜか「CFP資格標準テキスト」はAmazonで取り扱われていないので、楽天で購入されることをおすすめします。

CFP資格標準テキスト ライフプランニング・リタイアメントプランニング
CFP資格標準テキスト 金融資産運用設計
CFP資格標準テキスト 不動産運用設計
CFP資格標準テキスト リスクと保険
CFP資格標準テキスト タックスプランニング
CFP資格標準テキスト 相続・事業承継設計
各2,530円

『みんなが欲しかった!FPの教科書1級』

CFPのテキストではありませんが、FP1級の試験範囲がCFPと重複している部分が多いため、FP1級のテキストも有用です。

FP1級のテキストは市販で数多く存在していることもあり、視覚的に見やすいものや活字ばかりのものもあります。自分にあったテキストを選択することができます。

個人的には視覚的に覚えやすい教材が好きなので、定番の『みんなが欲しかった!FPの教科書1級』がオススメです。CFPの範囲はこのテキストで9割インプットできます。

基本的にはFP協会公式のテキストをおすすめします。あくまでこちらはCFP標準テキストの構成が堅苦しすぎると感じた場合におすすめできるというニュアンスです。

CFP対策におすすめの問題集

問題集選びは非常に重要です。解法がパターン化されているCFPでは問題集の解答解説が実質的なテキストになるからです。

問題集は次の2シリーズのどちらかを使用してください。というよりは、市販されている問題集は現在この2シリーズしかありません。

『CFP資格審査試験問題集』

こちらはFP協会公式の問題集で非常に使い勝手がいいです。価格も安いしコスパ最高です。

ちなみに私は金融資産運用設計科目に関してはこの問題集だけで合格できました。これは私が証券マンであり金融商品に馴染みがあったからできた荒技です。

お伝えしたいことは、問題集だけでも試験突破できるぐらい解説が優秀だということです。

日本FP協会「CFP資格審査試験問題集」

『CFP受験対策精選過去問題集』

FP協会認定教育機関である「FP研修センター」の問題集です。

収録されている問題の質と量が申し分ない点、そして解説がかなり丁寧な点からこちらのシリーズもおすすめです。

先述したCFP資格審査試験問題集より解説は丁寧な印象を受けました。伊達にボリューミーではないですね笑

唯一ネックな点は価格が高い点です。しかし確実に合格できるレベルの実践力を養うことができるので、さっさと合格をしたい方はこちらの問題集をおすすめします。

逆に1回ぐらいなら落ちてもいいからあまり問題集に時間とお金を割くことはできない方は、先述したCFP資格審査試験問題集が向いています。

最後に

今回はCFPの勉強法やおすすめの参考書について発信しました。

CFPは金融営業やFPとして活動する上でとても有用な資格です。信頼性が向上しますし、何より実務に活かせる知識を体系的に学習することができます。

間違いなく取得して損のない資格なので、是非挑戦してみてください。

業界初、現役IFAがキャリア・アドバイザーを務める転職サービス「IFA PASS」

コメント

  1. 2021.11.23

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