MSCI標準指数定期見直し
約半年前にMSCI標準指数の銘柄入れ替え記事を出しました。
MSCIの株式インデックスは年に2回、5月と11月に指数構成銘柄の定期見直しを行います。
投資家が注目している「標準指数」は約50ヶ国の株式市場の時価総額の85%をカバーしており、世界の多くの投資家がベンチマークとして利用しています。
指数連動資金も多いので、銘柄入れ替え時には除外採用銘柄の出来高が大きく増えます。新たに採用されれば買い需要を産みますし、除外が決定すると売り需要を発生させます。
2022年5月の定期見直し
2022年5月の定期見直しは日本時間で5/13早朝に発表される予定です。
日本株にとってのこのイベントは近年採用銘柄より除外銘柄の方が圧倒的に多いです。
昨年秋と比較すると全世界で株式市場は軟調ですが、それでも日本株の傾向が大きく変わることはなく、おそらく来月に発表される定期見直しにおいても傾向は変わらないと考えています。
それどころか、この1か月ぐらいでさらなるネガティブ要素が増えたと筆者は考えています。
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