先週はロシアのウクライナ侵攻からRFBウォラー理事の利上げ示唆、債入札など慌ただしい一週間でした。そんな中筆者の体調不良のため先週記事をお休みしてしまい申し訳ありませんでした。
さて、今一番のニュースとしては、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁措置の一環として米国、英国、欧州、カナダが26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意したということではないでしょうか。
日本の岸田総裁もSWIFTから排除することへの要請を受け、ロシアへの制裁として受け入れる宣言を出しています。制裁にはロシア中央銀行の外貨準備に関する規制も含まれ、数日中に実行するようです。
今回の記事では、通常の米国債券市場の振り返りに加えて、ロシアの金融市場を一緒に読み解いて行きたいと思います。
まさか自分が、戦争中のロシア連邦中央銀行からエクセルのデータをダウンロードして金融資産の中身をグラフ化する日が来るなんて夢にも思っていませんでした。初めての試みでしたが意外なデータがたくさん入手できましたので、余すことなくお見せしていきたいと思います。
皆様の知識欲が筆者を駆り立ててくれているという点に於いて、皆様にとても感謝しています。少しでも皆様の学びになれば幸いです。
では、先週のマーケットを振り返って行きましょう。
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