1/27のドル円相場のポイント
- ドル円はニューヨーク時間に115.50円の高値を付ける。
- 米4QGDP良好!1984年以来の伸び率➡️株式市場活気付く。
- 米国と世界の経済格差、金利格差が広がる。円安、ユーロ安続く。
- ドル円相場は続伸を続けると思考。
1/27までのドル円相場の振り返り


27日(木)のドル円相場は急上昇しました。
昨日はFOMC並びにパウエル議長の記者会見では極めてタカ派な発言が目立ちましたね。
本日は米国GDPの発表を控えてましたが、結果は見事なものでした。4Q GDPは市場予想に対して+1.4%(米10ー12月期GDP速報値(結果6.9%、予想5.5%))アメリカ経済の力強さを証明しました。
この発表を皮切りに株式市場が持ち直します!(米FOMC後に急落した株式市場がGDPの発表で急反発しリスク回避ムードが後退)
ドル円に至っては背景に日米金融政策格差が既に織り込んでいた事もあり、GDPの発表は、ドル需要を呼び、ドル円を一気に押し上げニューヨーク時間には高値115.50円まで急伸しました。
欧州を見ると、日本と同様、欧米金融政策格差の拡大が今後問題となります。ウクライナを巡る地政学的リスクも抱えた欧州は経済の先行きが不透明です。
(ウクライナ問題についてはこちらのTweetをご参考ください!)
世界を見れば、金利上昇は米国の圧倒的勝利をさらにもたらす結果になりそうですね。
今日のドル円のポイント
【今日のドル円のポイント】
- タカ派な米FOMC ➡️ 金利上昇によりドル需要強
- 良好な米GDP速報値 ➡️ 米国経済の力強さ証明
- 欧米金融政策格差 ➡️ ドル買いユーロ売りへ
- 日米金融政策格差 ➡️ ドル買い円売りへ
上記を理由にますますドル高・円安が意識される環境が続きますね!
繰り返しになりますが、当面ドル円相場は続伸すると考えます。本年1/4に記録した約5年ぶり高値116.36円を超えるのも近いのではないでしょうか。
本日は米FRBがインフレ指標として重要視している米12月PCEコアデフレーターの発表があります。市場予想は前月比+0.5%、前年同月比+4.8%となっています。
結果が市場予想を上回った場合、米インフレは加速し、米FRBによる更なるタカ派傾斜の思惑に強まると考えます。
これにより米長期金利が上昇し、米ドル高の経路でドル円には一段と上昇圧力が加わる可能性があります。
海外時間に注目しましょう!
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