2/9のポイント
【2/8のポイント】
- 米長期金利、株式市場共に安定しない上下の動き。本日22時30分に発表される米1月消費者物価指数の様子見。
- ECBのタカ派姿勢維持。
- 米早期利上げ、バランスシート縮小の時期は?
- 引き続きドル円相場の上昇をメインシナリオとして予想。
2/9のドル円相場の特徴
9日(水)のドル円相場は狭いレンジ内をウロウロするなど方向性に欠ける動きが見られました。
東京時間がオープンする前にドル円は高値115.64円まで上値を伸ばしました。しかし東京時間に入ると、ドル円は下落しました。
- 米金利低下に伴うドル売り圧力(米10年債利回りは前日に記録した約2年3ヵ月高水準となる1.97%から1.91%へ急低下)
- 本日22:30に発表される米1月消費者物価指数を控えた警戒感 大きく2つが重石となり、東京時間引けにかけてドル円は115.32円まで下落しました。
しかしロンドン時間に入るとドル円の反発が見られました。
- 欧州ならびに米国株式市場の堅調な推移(リスク選好の円売り圧力)
- ドイツ連銀ナーゲル総裁のタカ派発言(「インフレ情勢に変化がなければ、金融政策の正常化を提唱する」)
- アトランタ連銀ボスティック総裁のタカ派発言(「25bpか50bpかはデータ次第」「できるだけ早期のバランスシート縮小開始を望む」)
- 米長期金利の再上昇
- 本日22:30に発表される米1月消費者物価指数を控えた警戒感
これらが支援材料となり、ドル円はアメリカ時間の引けにかけて115.50円前後まで反発しました。
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