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ロシア戦争によるインフレ率上昇の斡旋 VS 3/17のFOMC動向|今週のドル円相場

押さえておきたいポイント

【ポイント】

  • 24日の東京時間午後、ロシア軍によるウクライナ攻撃を受け、ドル円は114.40まで急落。
  • その後は週末にかけて、週間高値115.76まで急伸。
  • ロシアへの対ロ制裁にSWIFTからの締め出しが入らなかった事により有事のドル買いの強まる。
  • FRB関係者のタカ派発言再び強まる。
  • 米長期金利上昇に加え株式市場の持ち直し等がドル円の下値支援に入る。
  • ロシアのウクライナとの交渉団派遣の可能性示唆
  • ウクライナ情勢緊迫化により資源価格の上昇により米金利米ドルは上昇要因に繋がる。

先週のドル円相場の特徴

先週(2/21-2/25)のドル円相場は週高値115.76円、週安値114.40円、136pipsを推移しました。

ウクライナ親ロシア派地域のドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国の独立をロシアのプーチン大統領がスピード承認。

これにより当初予定されていた米露外相会談並びに米露首脳会談が中止。欧米各国による経済制裁が発表されました。

これに対し、ロシアはウクライナを攻撃。ロシア戦争が始まり、ウクライナを巡る地政学的リスクが一気に高まりました。

これに対し、市場はどっち付かずのレンジ相場からリスク回避ムード(株売り・債券買い・円買い)に舵を切ります。NYダウは昨年の3/25以来の安値圏へ急落。S&P500も年初来の最安値を更新。米10年債利回りも一時1.84%へ急低下しました。為替市場ではリスク回避の円買い目立ちます。

ドル円は2/3以来の安値を更新し、114.40円まで急落しました。

しかしリスク回避ムードが一時一変します。ロシアに対する経済制裁に対し、国際銀行間通信協会(SWIFT)からの締め出しが含まれなかったことが報道されました。(27日にSWIFTから締め出されます。この時は締め出しが含まれませんでした。)

これによりリスク回避の円買いよりも有事のドル買いが優勢になりました。

また経済指標並びに米当局者のタカ派発言により、米10年債利回りが1.84%から2.00%へ急上昇。ドル円が一気に上昇しました。

今週の見通し

ロシア・ウクライナを巡る地政学的リスクの高まりは止まらないでしょうね。資源価格の高騰を背景とした世界的なインフレ率の上昇はおそらく続くでしょう。

今週は3月17日に開かれるFOMCを織り込んだ動きを見せてくるでしょう。FRBは大幅利上げに加え早期QTを実行してくるのでしょうか?

一方で日銀は金融緩和のスタンスを変えません。黒田総裁は2/24に「欧米と違って直ちに金融緩和の縮小に動くことはない」とハト派発言を強めています。(日本大丈夫か!?でもそのスタンス以外、世界的な経済バランスの中で日本が生きる道はないよね…..と個人的には思うところ。)

日米金融政策の方向性の違いから生まれる日米金利差の拡大でドル高・円安の材料は揃っています。引き続きドル円相場の上昇をメインシナリオと考えています。

今週は

  • 3/1に予定されている米2月ISM製造業景況指数
  • 3/2および3/3のパウエル議長の議会証言、
  • 3/4の米2月雇用統計

が控えています。

これらは17日のFOMCに全て折り込まれる数値となるので要注目です。

3月初旬からドル円はボラティリティが非常に高い相場になると考えます。

アップサイドリスクに注意して乗り越えましょう!

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YS

YS

元銀行員/ 個人投資家

元銀行員/ 為替相場を軸としてファンダメンタル分析を武器にする個人投資家です/ 世の中の難しい話を分かりやすく伝えられるツイートを心掛けてます/ 自分のツイートをきっかけに「投資って自分も出来るかも!」と感じて貰えると凄く嬉しいです!/ フォロワー46,000人(2021年11月時点)

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